こんにちは!にっちです。
自分はバスケットボール、NBAが大好きです。
子供の頃からNewYork Knicks(ニューヨークニックス)のファンでここ5年位はNBA.COM、楽天に契約してて毎試合チェックしています。
そんなニックスの大好きな選手、フレンチ・プリンス「ニリキナ」をご紹介させていただきます。
プロフィール フランク・ニリキナ
名前:Frank Bryan Ntilikina / フランク・ブライアン・ニリキナ
国籍:フランス
誕生日:1998年7月28日 / 23歳
現所属:ニューヨーク・ニックス
ポジション:PG(ポイントカード)
身長:196㎝/6ft5in
体重:91㎏/200lb
シューズ:ナイキ
所属チーム:2015-2017 SIGストラスブール
2017-2021 ニューヨーク・ニックス
生い立ち:ルワンダ出身の両親の間にベルギーに生まれる。3歳でフランスに移住。
15歳でSIGストラスブールのユースチーム入団。
2015年にユーロリーグデビュー、2年連続で最優秀若手選手賞を受賞。
NBA4年間での主なスタッツ
PPG/5.5 (1試合平均の得点)
RPG/2.0 (1試合平均のリバウンド)
APG/2.7 (1試合平均のアシスト)
NBA入団 : 19歳の新人からとファンフェイバリットな選手へ
2017年のドラフト全体8位でニックスに指名されたニリキナ。
強烈なディフェンスとたまに見せるアグレッシブなオフェンス、成長を期待させる3Pシュート、冷静なボールさばき、そして何より素敵なスマイル。かなりバイアスかかってますが、スタッツに関わらずニックスファンはニリキナを愛しているのです。
当時、NBAのレジェンドで黄金期ブルズのHCだったフィルジャクソンが球団社長でしたが、時代遅れの難しい戦略トライアングルオフェンスが全く機能せず、先の見えない暗黒期真っ最中。
ローズ、ノア、メロ、KPでプレイオフだ~!みたいな時期でした。
この頃のニックスの希望の光は2015年に全体4位で指名したKPことクリスタプス・ポルジンギスがスター選手、中心選手に成長すること位でした。
ポルジンギスと同じヨーロッパ出身の選手で、タレント不足だったPGのポジションで成長を期待していました。
同じ年で、ニリキナよりも下位指名で9位デニス・スミスJr、13位ドノバン・ミッチェル、14位バム・アデバヨ、23位OG・アヌノビー、27位カイル・クズマ、29位ディレック・ホワイト、2巡目51位モンテ・モリスなどがいます。
今時点で振り返ると、より活躍している選手が多くいます。公平な目で見ると明らかに失敗したドラフトです。
しかし、ニックスファンからすると、19歳でフランスから渡米し入団した選手であり、長い目で成長を見守り続けた選手で、何より暗黒期を共に過ごしてきた最後の選手。愛着が半端ないのです。
入団当初はまだ、少年のようなあどけなさが残っていましたが、今はカッコいいお兄さん。
親戚のおじさん、お兄ちゃんのような感覚に近いのかもしれません。
昨年のニックスはHCがトム・シドボーに代わり、ミラクルニックス以来の感動と興奮をくれ、プレイオフ出場も果たしました。昨年のチームで4年目のニリキナはチーム最長の在団年数でした。
2020-2021は、よいシーズンを過ごしたニックス。
ファンは大満足なんですが、ただ一点、プレイ時間がほとんどもらえなかったニリキナに関しては、「もうちょっと出場させてあげて欲しい」「チャンスをあげて~」と思っているのでした。オリンピックも思ったほど出場できてなかったよね。
でもまだ23歳。大卒1年目位の年齢です。
長年チームを引っ張ったスター選手カーメロのトレード。
次世代のスター選手、中心選手になるはずだったポルジンギスの大けがとトレード。
次々と選手が入れ替わっていく中で、変わらず素敵なスマイルをくれたニリキナ。
バイアスばかりで恐縮です。
でも、ディフェンスはホントに凄いんですよ。
腕が長くてウイングスパンは驚異の216㎝!
同じ身長のPGディアンジェロラッセルは206㎝なので10㎝も長いです。
スイッチディフェンスの良さがわかる動画をどうぞ。
NBAオシャレ番長 The French prince
ニリキナはオシャレの国フランスの出身だけあって私服の着こなしもかなりカッコいいです。
手足が長いし何を着ても様になります。
一番印象に残っていること
私が一番印象に残っているのが、ルーキーシーズンのキャブス戦。
当時、キャブスにいたレブロンが、ダラス・マーベリックスとの試合後に、活躍した9位指名のルーキーのデニス・スミスjrを「ダイヤの原石」と称賛。(ニリキナは8位指名)おまけに「デニス・スミスjrは本当はニックスの選手になるはずだったのにね」とコメント。
ニリキナの名前は出なかったけど、明らかにドラフトミスってますよ~、ニリキナ見劣りしてますよ発言。
次の試合でのヒートアップしたシーンがこちら。
NBAのキング、レブロンにけなされたルーキー、しかも外国人でヨーロッパ出身。
どう見てもレブロンから当たりに行ってますよね。
プレイではないですが、圧倒的に不利な立場から負けん気全開でキングに向かっていく心意気、一気にニックスファンの心をつかんだシーンでした。なかなか、ルーキーでキングに歯向かえないと思うよ。
※ちなみに二人ともテクニカルファールでした
割って止めに入った激アツ兄さんのカンターはレブロンに「家族に対して無礼なこと言うなや。まだルーキーじゃんか。頼むぜ~」的な発言をしてました。アツいね。
この試合でニックスは負けてしまいましたが、ニリキナはディフェンスがキレキレで7スティールを記録しました。頑張った!
あだ名の The French prince 由来
DJ Jazzy Jeff & the Fresh Prince って知ってます?
本名ならわかると思いますが、Will Smithです。
俳優としての彼は日本でも有名ですよね。「バッドボーイズ」とか「メンインブラック」、「ALI」なんかの主演です。
彼はもともと「the Fresh Prince」っていう名前でラッパーとして活躍してました。
87年のファーストアルバムのヒット曲は「Parents Just Don’t Understand」(親は理解していない)ですよ。ラップと言えば、ゴリマッチョにゴールドチェーンでストリート出身みたいなタフさが求められてた時期に、いかにもソフトです(笑)
親しみやすくて、明るい、楽しいHIPHOP、そんなイメージです。
Will Smith はその後、TVドラマに出演しスターになりました。
ニリキナのさわやかな笑顔とイケメンぷりから、 Fresh をもじって French Prince。
二人とも大好きです。
アメリカではこんなTシャツも売ってるみたい。顔だけニリキナですが体はフレッシュプリンス(笑)
ニリキナの今後
こんなにもファンに愛されて期待されているニリキナ。
2021年8月中旬現在ですがニックスは延長契約せずにFAになっています(涙)
チャンスもらえれば成長、活躍できるポテンシャルのある選手なので出場できる場のあるチームに行って欲しいです (涙)
Once a Knick, Always a Knick!!
どこに行っても成功を祈ってます。
ではでは、ピース!
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